高齢者向け住宅・老人ホームのお引越し

高齢者向け住宅・老人ホームのお引越し


本日は大分市内の高齢者向け住宅から、同じ市内の介護付き有料老人ホームへのお引越しとの事で、作業を致しました。

お客様のお荷物はもちろんのこと、施設内の備品やお部屋やエレベーター内の壁・床、建物の角なども傷や汚れがつかないように作業を行う必要があります。
ですので、当店ではありとあらゆる場所に、必ず養生を施します。

養生ってなに?という方は、マンションやお家のお引越しの際に、引越し業者がこういった毛布やマットのような物を使って家具を包んだり、床や壁に貼り付けたりしているのを想像してください。

↑こういうのです。

老人ホームなどの施設に限らず、マンションなどの引渡し予定があるお部屋や、階段・エントランスなどの共有スペースなどにも施す必要があります。

「正直、そんなに気を使わなくてもいいんじゃないの?」と思うかもしれませんが、アパート・マンションなどの賃貸物件に関しては、万が一引越しによって壁や床に傷がついた場合には、『原状回復義務』が発生するので、修繕費を請求される事があります。

そういったトラブルを防ぐためにも、養生作業は重要です。

また集合住宅であっても、一軒家であっても、近隣の方の迷惑にならないように搬入・搬出作業には注意を払う必要があります。
作業を行う時間帯の調整であったり、老人ホームなどの施設であれば、その施設ごとの都合に合わせて作業内容の変更が求められる場合があったりと、さまざまです。

引越し作業となると、お客様引越し業者2者間のみの都合だけを考えてしまいがちですが、実際にはお客様引越し業者、そして建物のオーナー・管理者・入居者や近隣に住む方たちの都合も併せて考えなければなりません。

ですので、養生作業も含めて、下見や事前のヒアリングがとても重要になります。

とは言え、「何に気を付けたらいいんだろう?」と疑問に思う方も多くいらっしゃると思います。
その際にはお見積もりにお伺いしたスタッフが、お客様にあらかじめ作業に伴い発生する可能性があるリスクや、トラブルを未然に防ぐための方法などをお伝えいたします。
例えば、作業による騒音の発生やエレベーターの長時間使用などにより、他入居者に迷惑をおかけする可能性がある場合には、『あらかじめ作業日時をマンション・アパートの管理会社やオーナーへお伝えしてください』と当店スタッフよりお客様へお願いします。

今回は高齢者向け住宅から老人ホームへのお引越しでしたが、とくに最近はコロナ対策や防犯対策などで施設ごとにそれぞれ異なる制約が設けられている場合が多いです。

当店はこういった高齢者向け施設の引越しを多数承っておりますので、お客様に安心してお任せして頂けるよう、柔軟に対応いたします。